令和5（2023）年度学術研究助成金活動完了報告

研究テーマ：抗生物質に替わる新しい魚病防除技術の開発　― 魚類表皮プロバイオティクスによるエドワジエラ症病原菌に対する生育阻害メカニズムの解明 ―

三重大学大学院　水産物品質学研究室　児島　美穂さん　

エドワジエラ症に阻害活性があるFlavobacterium 属の新種候補であるCFS9株の比較解析を行った。COG解析、遺伝子比較を行った結果、299個の遺伝子が候補としてあがり、COGのQカテゴリーの遺伝子が阻害活性物質の関連遺伝子の候補であることがわかった。

※助成金の主な使途：NGS解読委託費（全ゲノム解読・プラスミド解読）一式、微量DNAサンプルのリキッドハンドリングに使用するマイクロピペットの購入費

(写真: 日本ゲノム微生物学会年会のポスター発表時の資料)