Activities
活動報告
2023.06.09
令和4(2022)年度学術研究助成金活動報告
令和4(2022)年度の助成金を交付した4名の活動を報告いたします。
1.九州大学大学院 馬奈木研究室 小松原 建人さん この助成によって、生態系の利用価値と家庭での再生可能エネルギー利用の可能性を詳細に把握し、都市環境の持続可能性向上に向けた
具体的な道筋を描くことができました。 ※助成金の主な使途:研究に使用するPC及びモニターの購入費
2.九州大学大学院 都市工学・交通工学研究室 島村 拓弥さん 私は、自然資本・人的資本・人工資本の観点から、都市空間における社会インパクトの包括的な評価に取り組んでいます。本研究では
特に、音声を用いて環境評価に用いるシャドウプライスを定量化する深層学習モデルの開発を行いました。 ※助成金の主な使途:音声収録アンケート調査のWebアプリケーション制作費
3.北陸先端科学大学院大学 金子達雄研究室 ZHOU Jiabeiさん 本研究により、イートン試薬を用いた合成したホモポリマーPBIをシリカエッチングすることで均質的なナノ孔を有したポーラスフィルム
が得られた。それに、窒素雰囲気下かつ800℃でポーラスPBIフィルムを焼成し、エアコンポジットカーボン材料が得られた。 ※助成金の主な使途:データに分析と図表作成に使用するPCの購入費、学会参加費等
4.東京大学大学院 塩見研究室 永廣 怜平さん 本助成金により,Northwestern大学(イリノイ州,米国)での実験および,現地の研究者との議論が可能となり,高速焼結により作製した
高い熱電性能をもつバルクシリコン熱電材料の熱伝導率低下のメカニズム,特に材料内に印加されるひずみによるLattice softeningの効果を
解明した。 ※助成金の主な使途:12月~3月(121日)の海外研究機関での現地滞在費